Thursday, November 13, 2008

Tibetan colony in Delhi

私が通うBritish Council と同じ通りに
American Centerがある。
さすが、何台もの車が撮影のために集合し、
開票結果の時を待っているではないか。
着々と投票数が加算されている様子を
お気に入りのフレッシュジューススタンドで
バナナシェイクを飲みながら、拝見させてもらった。
オバマさん、世界中の国々が君の活躍を期待しています。
マーケットの回復、対テロ対策、第三世界への援助・・・
アメリカの大統領、すなわち世界を破滅することができる座。
若いからという理由で、失敗は許されませんぞ。
日本の小浜市民の皆様は彼の祝勝、さぞかしお喜びでしょう。
のんきなもんだ。


     
TseringとAdnam とZicoと授業後にチベット人の
コミュニティーに行った。
チベッタンとムスリムと無宗教の異色グループ。
サイクルリキシャーに揺られ、コロニーに到着。
コロニー自体は小さく、質素なかんじだが、
そこはチベット宗教の幸運を祈る色とりどりの旗が掲げられ、
いかにもチベット地区にやってきた、という気分になる。
門を潜れば、マーケットの匂いはインド独特のそれとは異なり、
ミルクと香辛料が入り混じった様な、なんとも言えない匂いが漂う。
チベットコロニーであるだけあって、
我々日本人と同じルーツのモンゴリアンの顔が
迎え入れてくれる。

店員は客引きをすることなく、静かにチベットの宗教的な道具を
ぐるぐる回して、祈りながら客が来るのを待っている。
もちろん、話されている言語はチベット語だ。
商店には中国製の食品や中国茶のティーセットなどが並んでいる。

参考までに、私の個人の意見だが、それぞれの宗教で
ファッション感覚が異なっているように思う。

勝手にファッション評価(北インド編)。
ベストはチベット人。おしゃれだ。日本人の感覚に近い。
ナンバー2はムスリム(特にカシミール出身者)。比較的おしゃれにしている。
しかし、彼らはサングラスが大好き!
ナンバー3はシク教。おしゃれだし体系もいいし、美男が多い。
ワーストはヒンドゥー。典型的なインド人。
若者は胸板をいかに厚くするかに、情熱を費やし、
はちきれんばかりのださいTシャツを着ているものだから困ったもんだ。
ランクしなかった宗教はごめんなさい。
でも、これだけは宗教問わず言わせてもらいたい。
インドのナルシスト男子諸君よ、
その習い事カバンはやめ給え!
そのプラスチックバッグで登校するのはやめたまえ!
以上。
女子達は比較的みんな同じような服装。
ものすごいダサい人もいなければ、
ものすごいおしゃれな人も特にいない。
あ、女君に一つだけ。
靴下はもう少し考えた方がいいよ。
北東部出身の子達は、比較的受け入れやすい格好をしている。
おかげで、私は最近全く日本人に思われない。
何だか悔しい。

話は戻って、
このコミュニティーは北デリーにあり、
ものすごい大気汚染の中にある。
太陽は見えるものの、空は汚染された空気に覆われ、
雲すら見えない。
こんな中で十年も生活したら、私の肺は蝕まれて潰れること間違いなし。
たったの数分で私の喉はやられ、呼吸しづらかった。
コロニーには反中国のポスターがたくさん貼ってある。
4月にオリンピックの聖火ランナーがやってきた時に、
チベット人がインド門で、デモを起こした。
その前後に、配布されたチラシと同じ写真が
今でもチベットコロニーでは使われている。
中国政府に殺された人写真、腸を丸出しにされた写真など、
生々しい写真ばかりだ。
チベット人の視野に犠牲者を日常的に入れることで、
反中国精神を作り出すのは容易い。
私ですら、危うく中国批判をしてしまいそうだった。
中国側はチベット自治区と認可しているにも関わらず、
ダライ・ラマはインドに亡命中。
中国政府はチベットに対して、もっと自由化すべきだ。
でも、果たしてこの反中精神はこれでいいのだろうか。
ダライラマ14世の、理想と異なる精神を持ち始めるように
なるのではないだろうか。
冷静に中国とチベット自治区の関係や歴史
を学んでいかなければならない。

ツェリンがダライ・ラマのドキュメンタリーのDVDを
プレゼントしてくれたので、さっそく観てみた。
世界がどう、ダライラマを見ているか。
反中的に偏りのある撮られ方だったけれど、


非常に興味深かった。
もう少し勉強してから、コメントをすることにしよう。

この国は面白いぐらい、国際問題がある。
パキスタンとの国境ライン。
バングラデッシュ人の不法移民、そして不法滞在。
アッサムと中国の国境ライン。
国内問題まであげたら切が無い。

大陸と島国でこんなにも差があるものか。
無宗教の第三者として、冷静に問題を見られるという、
島国出身の特権を生かして、
インド諸事情を見守っていこう。

   
04/11/08

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