Sunday, October 26, 2008

Mission to The Light

各国の大使館が集まる地区付近に、
Khan Market(カーンマーケット)という、
デリー駐在の外国人が好むマーケットがある。
デリーに気が狂わされたときは、
物価は高いが休みに行く。

そのマーケットで、
ジャーナリストの友人とランチの待ち合わせをした。
食後のコーヒーを飲むため、
本屋の上にあるお気に入りのカフェへ行った。
ちょうど席に着いた頃、友人の携帯が鳴った。
インドが月探査機(Chandrayaan 1)の打ち上げについて、
記事を書けとの指令の電話だった。
今日(22日)水曜日の午前6時22分ロケットが発射されたのだ。

悲しいかな。
アートギャラリーに行くはずの予定が、
急遽変更になり、彼の情報収集と取材が始まった。
しかしこれもまた興味深いので、私もついていった。

インド人にロケット発射についてどう思うか、
聞いて回った。
答えはみんな同じで、というか英語力の限界からか、
「誇りに思う、ロケット発射は国際社会の仲間入りの証」
なるほど。
一方で、莫大な費用を投資したこの打ち上げ成功の裏には、
貧困問題やインフラを整える方に目を向けるべきでは、
との声もある。
先進国の技術に追いつくことも大事だが、
自国の生活水準ももっと上げる努力はしないのか。
『インド=貧しい国』
というイメージはまだまだ強い。


その夜、自分の部屋に帰ったら、
ものすごい数の虫がライトに集まった。
この時期では当たり前のことだが、
その日は非常に大量の虫がいた。
虫もロケット同様、
今日電気にむかってミッションを開始したようだ。
虫の大量発生は、
近く冬の到来を意味しているのだろう。
インドの宇宙開発は、冬を向かえないといけれど・・・。
     

              

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